ワーホリに来る日本人で
英語が不安と感じていると人は多いと思います。
私は対策の1つとして、セブ留学に1ヶ月行ったのでそのことについて
セブ留学について
留学するならセブが安い、と近年よく聞くと思います。
近年企業でも語学留学先にフィリピンを選ぶところも増えているようです。
(事実、私が勤めていた製薬会社もアメリカからセブへシフトして行ってました。)
私は2回セブ留学に行っています。
1度目は会社の夏休みを利用して1週間(勉強したのは4日だけ)、
2度目は退職後に4週間。
結果、行ってよかったと思っています。
今回は主に
2度目の学校について、見たままの状況と率直な感想を中心に言及したい
と思います。
1.学校とその費用について
安いです。私はその中でも特に安い学校を選びました。
1週間で4人部屋で4万円ほどでした。
実際は高校生の女の子と2人だけだったのですごく快適にすごせました。
2回目:Premier English college メインキャンパス
私は一人部屋だったのですが、1ヶ月13万円ほどでした。
これで授業+3食+高級ホテルのジム利用がついてるのでかなりお得だと思います。
※私は1人部屋しか空いていなかったので、1人部屋にしました。
※この学校はあと2つキャンパスがあります。
2.授業内容について
1日2−6時間のマンツーマンに2時間のグループレッスンがありました。
(1日何コママンツーマンを受けるかによって価格が変わってきます。私は4コマとっていました)
①マンツーマン授業について
これがフィリピン留学の最大の特徴ですね!
半分以上がマンツーマン授業であること!!
自分が話した内容などをその場で訂正してもらえたり、
「こういうことをどうやって伝えたらいいか」というのを汲み取ってくれて教えてもらえる。
本当にありがたい〜♪
②マンツーマン授業のカリキュラムについて
何を重視するのかですが、大体ワーホリにこれから行くぞ!という人は
スピーキング力を上げたい人が多いと思います。
私が2回目の語学留学で学校を選んだ一番のポイントは、カランメソッドが受けられるということでした。
カランメソッドは英語が母国語でない人のための勉強法で、
全て「フルセンテンスで答える」というのが特長です。
普段、「Yes」「No」だけで答えがちなので、文章で答えるとなる(「Yes, I went to school yesterday」など)頭がすごく疲れますが、スピーキングのいい練習になります。
個人的には教科書を使いながら勉強をするよりも、ずっと英語を喋り続けている方が英語に慣れられたと思っています。
もちろん、普通(?)のgrammar, speaking, listening, ビジネス英語など一般的なものもあり、自由に組むことができます。
③先生について
本当にレベルが様々で、中学レベルの文法でさえ間違っちゃうような人もいました。本当に教えるのが上手な先生も多い中、そんな先生がいるのは(学校の評判下げちゃうという意味で)勿体無い。。。空きがあれば変更は可能なので、先生に不満を感じたらさっさと変えてもらいましょう。
よく言われる「フィリピンなまりの英語」は気になりませんでした。
④グループレッスンについて
入学時に受けたテストで3つにレベル分けされます。
同じレベルの生徒8人までと先生1人というのが1日2コマ連続で行われます。
内容は単語テスト、Dictation、発音練習、英語を使ったゲームなどです。
<単語テスト>
火曜〜木曜は前日に指定された単語帳の範囲(30個)から15個出されます。
この単語テストが不合格になるとその日外出できないということになっていました。
(してる人、いましたけどね)
金曜と月曜は火〜木までの90個から15個ずつ出題されます。
<Dictation>
英語のCDで会話を聞かされ、それを紙に書いていくというものでした。
4〜5回流してくれるのでなんとなく書き取って、答え合わせしていく感じです。
<発音>
先生がややこしい発音(「right」と「light」のような)の違いについて説明してみんなで読み上げる、というようなものでした。
<ゲーム>
これは週に1回だったのですが、私がいたクラスはゲームの勝者はお菓子がプレゼントされてました。先生の自腹で。。。。
⑤イブニングクラスについて
私はジムに行っていたので、最後の22:00〜のプレゼンテーションのクラスしか受けていませんでした。そのプレゼンテーションのクラスはTEDのビデオ(英語字幕)を見てその内容について先生が説明したり、ディスカッションするというレベルの高いものでした。
私は日本語字幕で事前に授業で扱うビデオを見てました。でないとそんな一流の人のプレゼンを英語字幕で1回聞いただけでは理解できないんだもん。。。
3.生活環境について
学校に併設されている寮に住みます。日本人の求める綺麗さではありませんw
ゴキブリやネズミが頻出していました><一応ネズミについては業者を呼んだりしていましたが、結構みんなお菓子かじられたり、カバンかじられたりで。。。
私も初めてネズミが部屋の机をかけて行った時は叫んでしまいましたが、2時間後には捕まえられるようになりました。人間の適応力って凄い!!(←自分で言うな)
①ご飯について
そこそこ美味しかったです。
朝食で甘ったるいケーキみたいなパンだった時は食べなかったりもしましたが、常にヨーグルトとシリアルを常備してたので困らなかったです。
フィリピンは物価がとても安いので、外で食べてもそんなにお金がかかりません。
②部屋について
ここの学校に関しては、1人部屋、2人部屋、4人部屋があるのですがどこの部屋も広さにあまり差がありません。当然1人部屋だと広々つけても4人部屋だと狭いです。
なので、2人部屋を選ぶことをお勧めします。下記の通り、コスパは一番いいです。
③掃除・洗濯について
掃除は週1回、昼休みに住居人立会いのもと行われます。
この掃除方法も日本人と感覚が違うので、寛大に見守る必要があります。
(トイレの便器を掃除したブラシでシャワーの床などもそのまま磨いていくなど)
洗濯は週2回ですが、返却されるのに時間がかかるので、手洗いも必要になってくるかと思います。友達は「(返却がまだで)服がない!!」と困っていたので。。。
④日本人は多い?
はい、9割以上日本人です。ただ1度目の留学時に親子留学を受け入れている学校で子供が多いとうるさくて授業に集中できないな、ということを感じたので。授業はマンツーマンが多いし日本人が多いことは気にしませんでしたし、気になりませんでした。
⑤高級ホテルのジム・プールについて
これは本当によかった!!選んだ理由の一つでもありましたが、毎日のようにジムに行ってダンス・エアロビクス・ヨガなどのスタジオプログラムとランニングマシーンで歩いてました。
(歩いてるのはサボってるわけじゃないですよ!!6km/hとかで30分とか)
⑥セミスパルタ?
セミスパルタでEnglish only policy(学校の指定のエリア内では英語以外禁止)でしたが、そこについては全く厳しいとは感じませんでした。
門限についてはそこそこ厳し目です。
平日の夜は10時までに戻ってこないといけないので。
金曜〜土日で外泊する場合も一応その旨をOffice(職員室?)に伝える必要がありました。
⑦土日何するの?
私は主にダイビングに行ってました!
マクタン島に韓国人経営の安いダイビングショップがあるので、そこでライセンスを取る人が多かったです。私はオープンは持っていたので、アドバンスをそこで取ったのですが、当時のレートで17,000円ほどでした。オープンとアドバンス両方で25,000円くらいだったと思います。
セブ島にはモアルボアルやマラパスクアなどの有名なダイビングスポットがいっぱいあるので、ライセンス取得後に時間がある方はにはオススメです!!私は週末が3回しかなくてマラパスクアに行けなかったことだけが後悔><
ライセンスがなくてもセブはオスログというジンベエザメと泳げるところがあるので、セブ留学に行かれる方は是非行ってみてください。
4.まとめ
ざっと私のフィリピン留学でした。
最後にメリットデメリットについて
①私の思うフィリピン留学のメリット
・欧米の留学に比べて安い
・マンツーマン授業が多いのでインプットもアウトプットもたくさんできる
・ダイビングなど週末のアクティビティも安くで楽しめる
・ワーホリにこれから行く、という友達ができる
(私はここでできた友人にタスマニアのワーキングホステルを紹介してもらいました)
②私の思うフィリピン留学のデメリット
・発展途上国なのであまり環境が綺麗ではない
(綺麗な学校は高い。それでも欧米に比べたら安いと思いますが)
・先生のレベルが本当に様々
・学校選びは慎重にしないとお金も時間も無駄にすることになります
で意味あるの?
ってことになると思いますが、1ヶ月だけでもやはり日本で自分で勉強しているよりはるかに良かったです。
また人間って(フィリピン留学に限らずですが)語学留学で長期間同じ学校に行くのはダレると思うんですよ。。私は2ヶ月がマックスだな、と思いました。
2ヶ月フィリピン留学したらそのあとはWWOOFがオススメです!!
WWOOFって何?と思った人はこの記事を参照にしてください。