ドル持ってく?キャッシング?2018年南米アルゼンチン・チリの両替事情と注意事項

こんにちは。
南米に来てもうすぐ2ヶ月になるなんちゃってリケジョです。

今日は私が見て見ぬふりしてきた

「両替とクレジットカードのキャッシングのどちらがお得なのか?」

についてです。

よく言われるのが
南米(特にチリ・アルゼンチン)はATM手数料が高い。

だからリケジョは南米に行った友達みんなから
「米ドルをいっぱい持って来たほうがいいよ!」
と言われました。

実際にATMに表示される手数料はこちら

アルゼンチン:1回の限度額3,000アルゼンチンペソ(以下ARS)に対して192ペソ1,017.6円)←下ろした額の6.4%

チリ:1回の限度額200,000チリペソ(以下CLP)に対して6,000ペソ1,080円)←下ろした額の3.0%

日本で1回の手数料こんなに取られることが無いので

リケジョ
ぎゃーっ

て発狂しそうでした(笑)

今回はアルゼンチン・チリでの現金を得る方法本当に米ドルをたくさん持って行ったほうがいいのかについてを経済事情を交えて紹介したいと思います。

また、両替は米ドル(以下USD)を持っていくことを前提とします。
だって、どこの両替所も日本円は取り扱ってないんだもん。

現金ゲットの方法について

まず現地での現金をゲットする方法についてです。

両替

両替にも大きくわけて合法・グレーの2つがあります。

両替所

両替所はちゃんと両替商としての看板を持っている合法の両替ができる場所です。
大きな街だとWestern UnionやCambio Santiagoなどをよくみかけます。

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エルカラファテのWestern Union

闇両替

これは主にアルゼンチンの都会で両替商ではない人がグレーゾーンでやっているものです。
ブエノスアイレスではフロリダ通り、メンドーサではサンマルティン通りでたくさん見かけました。

基本的に「カンビオー カンビオー (Cambio : 両替)」って言ってる人たちは闇両替商です。

「クァント クエスタ?(Cuánt cuesta?)」と聞いて価格交渉をします。
何人か聞いて価格がいいところで換金しましょう。

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スペイン語堪能な日本人I君の闇両替の交渉(ブエノスアイレス フロリダ通り)

闇両替の注意事項3つ

●レートについて

基本的に両替所が閉まっている土日は闇両替のレートが悪くなります。(足元見られてる)

→闇両替もぜひ平日に行いましょう。

●詐欺などのトラブルに気をつける必要がある

中には悪徳商人もいるようです。

例)100ドル札5枚を渡す→100ドル札、4枚しかなかったよ、と嘘をつかれる

必ず目の見える場所で一緒に数えましょう

●お札の種類について

10ドル札以下は受け付けてくれません。
20ドル札はレートが悪くなります。
(感覚として20ドル札は高額紙幣より2〜3%レートが低いです)

さらに汚いお札(落書き・破れているなど)は両替だけでなくレストラン・ホテルなどでもまず受け取ってくれません。

→アルゼンチン・チリに入国する前にきれいな100ドル札を用意しましょう

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受け取ってもらえなかった20ドル札(破れてる、落書きがある、など)

どこできれいな100ドル札が手に入る?

日本国内
両替所(空港・街中の銀行)や大黒屋などでお願いしたらもらえます。
今は外貨の配送サービスもあるので、それを利用するのも便利だと思います。アメリカ国内
ATMでおろすとボロボロの20ドル札ばっかり出て来ることが多いです。
なので、私は銀行で新札に変えてもらいました。手数料はかかりませんでした。また、銀行によってはATMでキャッシングする際に自分の好きなお札の種類を選べます。

南米ではB&Bやホステルでも両替してくれるところがあります。(これもグレー)

私はいいレートに当たらなかったので、やったことはありません。

キャッシング

海外で現地の通過をゲットするのに一番メジャーだと思われるキャッシング。
(リケジョは国際キャッシュカードも持っていますが、手数料が高いので基本的に使いません)

アメリカにいた時には現金が必要な時は迷わずバンバン使っていました。
が、グアテマラでびびりました。なんと手数料が40ケツァーレス(600円強)
アメリカだと一回あたりのATM利用手数料の平均が3ドルくらいだったのでびっくり。

しかし!!
そのグアテマラの600円強、アルゼンチン・チリの1,000円超の手数料は実際には私のカードにはかかっていないことが判明しました。

私が持っているのはジャックスカード。

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そしてずっと明細を見てなかったのですが(←見ろよw)本日見てみました。

アルゼンチン・チリの割高と言われるATM手数料がかかっていませんでした

キャッシングにかかる手数料について(リケジョ調べ)

<1>カード会社が為替の取引時に得る手数料 0〜1.5%
カード会社にもよりますが、実際に私のVISAカードから計算したところ、0.25%〜1.5%ほどでした。<2>ATM手数料 0〜1,200円
アメリカ:2〜5ドル
アルゼンチン・チリ:1,000円強
ですが、私の場合はこれがタダでした!よかったー!!

<3>カード会社に借りている(キャッシング)分の年利18%

私の場合、1/1にキャッシングしてから2/27支払いのため、返済まで56日(?)かかっているのですが、実際は27日分の手数料しか取られてませんでした。(なんでかはよくわからないw)年利が18%なので、日割りすると0.0494%(3万円キャッシングで14.79円/日)
早く返済できるほうがお得になります。アメリカ横断の際に何人か繰上げ返済ができるセディナカードを持っているメンバーがいました。めっちゃ羨ましかったです。

これから世界一周に行くよ、という人だけでなく海外旅行好きなら、年会費無料・海外キャッシングでATM手数料無料のセディナカードを作っておきましょう(泣)

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私のカード明細の一部です。

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上記の画像の説明
①300米ドルを下ろした時(枠)
2018/1/1、公定レートは1USD=112.66円でした。(高値と安値の平均)
カード会社によるレートは1USD≒112.98円でした。(300USD×112.98円=33,893円)
つまり、1USDあたり0.32円が<1>カード会社の得る手数料になります。 (0.28%)

さらに、カード会社が私が<2>カード会社から借りた33,893円分の利息として451円かかっています。 (1.33%)

②3,000ARSをおろした時(枠)
2018/1/10、公定レートは1ARS=5.975円でした。(高値と安値の平均)
カード会社によるレートは1ARS=6.064円円でした。(3,000ARS×6.064円=18.181円)
つまり、1ARSあたり0.0886円が<1>カード会社の得る手数料になります。 (1.48%)

さらに、カード会社が私が<2>カード会社から借りた18,181円分の利息として242円かかっています。 (1.33%)

※公定レートは日々変動します。またその変動幅も小さい時もあれば大きい時もあります。あくまで「この日はこうだった」という参考程度に考えていてください。

なぜアルゼンチンでは公定レートより両替商のレートがよいのか?

アルゼンチンでは深刻なインフレが起こっています。

為替の推移のグラフです。
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4年前は1ARS=7〜8円だったものが、今は1ARS=20円近く。
アルゼンチン通貨の信用がなくなっている状態で、お金のある人はUSDなどに替えていき、アルゼンチンペソの価値がさらに下がるという悪循環に陥っています。(国民の昇給はインフラによる物価上昇について行っておらず、生活が大変だそうです><)

アルゼンチンペソの価値が下がることを見越して両替商は両替する人にとって公定レートよりもいい価格で両替してくれています。

ただアルゼンチンペソの価値の下落が鈍化すれば両替商のレートもよくなくなる可能性があるのでこれからアルゼンチンに旅行に行くよ、という人は為替変動を見ておくとよいと思います。

現地で両替とキャッシングどっちがいい?

国ごとにわけて書きたいと思います。

アルゼンチン

結論:どっちがいいかは為替次第。USDをもともと持っていないならキャッシングがベターかも

一般的にアルゼンチンはATM利用手数料が高いため、現地で両替する方がいいと言われています。

確かにブエノスアイレスでは実際に公定レートが1USD=ARS18.5だったときに闇両替で100ドル札だとARS19.2になりました。しかし、考えて見てください。
日本人がUSDでアルゼンチンペソに両替するには通常日本円→USD→ARSという2ステップ必要になるんです。

そのためいつ日本円からUSDに替えるかが大きく影響して来ます。

私の場合、アメリカで1USD=112.66円の時にATMからおろしました。(2018/1/1)
そして現在1USD=107.07円です。(2018/2/25)

つまり

5円以上円が強くなってる=ドルを持っている私は損している

ことになります。

2018/2/25時点で3,000ARSを得た場合を例にステップを見ていきましょう。

①両替商でUSD→ARSで両替する場合

両替商の場合は1USD=ARS20.10のためARS3,000を得るにはUSD149.2必要です。
1/1のレート(1USD=112円)だと16,980円 (手数料込み)
2/25のレート(1USD=117)だと16,223円  (手数料込み)

USDと日本円のレートだけの差で757円の差が出てきます。

②キャッシング

キャッシングだと日本円/ARSのレートが適用されます。

2/25のレートはARS1=5.33円

手数料込みでARS3,000=16,456円 になります。

両替がいいのか、キャッシングがいいのかについては日本円・USD・ARSの3つの通貨の推移が複雑に絡んできます。

文章だとわかりにくいので、表にして見ました。

便宜上、1USD=112円 の時を円安、1USD=107円の時を円高と表現しています。

黄色の部分がARSゲットに必要な日本円の額になります。

表A. 2018/02/25時点

円安の時にUSD両替した時>キャッシング>円高時にUSD両替した時

という結果になります。

表B. 2018/01/13時点 

少し遡って1月のレートを引っ張ってきました。

キャッシングの場合はARS3,000に対して18,436円必要になっているので、両替の方がお得になります。

USD→ARSが有利な人・場合

●もともと米ドルを両替しなくてもたくさん持っている人

●USDに対して円高であるとき

●キャッシングする際に現地の手数料がかかる人

キャッシングが有利な人・場合

●日本円しか持っていない人(外貨預金やFXをしてない人のほとんど)

●ATM手数料がかからないクレジットカードがある場合

手数料がかかる場合はアルゼンチンでキャッシングが有利になることはありません。
持っていない人は繰り上げ返済ができるセディナカードがオススメです。

●USDに対して円安のとき

私の様に米ドルに替えたあとで円が強くなった場合は損するだけなので、むしろキャッシングの方がいいかも?

またアルゼンチンペソは下がり続けている(2018年2月現在)ので、こまめに必要な分を両替・キャッシングした方がいいです。

チリ

結論:キャッシングが◯(ATM手数料がかからない場合に限る)

チリでは闇両替に出会いませんでした。
さらに、両替商のレートもあまり良くなかったです。

2018/01/31のレート

2018/2/10のレート

ということで、シュミレーション
キャッシングの限度額CLP200,000を両替した場合に日本円でいくらかかるのか?ということをシュミレーションしました。

また、チリの場合はATM引き出す場合の1回あたりの限度額がCPS200,000(20万チリペソ、USD300程)とアルゼンチンの3,000ペソ(USD150程)よりも限度額が大きいです。
なので現地のATM手数料がかかる人でUSDを多少持っている人はアルゼンチンで両替し、チリではキャッシングするのがよいと思います。

まとめ
●アルゼンチン・チリのATM手数料はかかっていないことが多いようです
(ご自分のクレカを確認してみてくださいね!)
●アルゼンチンペソはレート次第でUSD→ARSの両替とキャッシングを使い分けるとよい
●チリペソはキャッシングがお得(両替レートが悪いため)

また先述の通り、南米ではUSDはきれいな100札が好まれますので、USDから両替したい人は入国前に100ドル札に替えるのを忘れずに!!

そしてキャッシングでいいや、と思っていてもカードの何かしらのトラブルでATMが使えない。。。てことがあるかもしれませんので、米ドルも持って行っておきましょう。

では!

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