こんにちは。
思い切って南極旅行に行って南極海に飛び込んできたなんちゃってリケジョです。
この記事では南極旅行に興味があるバックパッカー向けの情報について書きたいと思います。
<結論>
近年(2016年〜)中国人の富裕層の旅行熱が高く、中国系の旅行会社によるチャーター船が増えている
→貧乏バックパッカーに当てがわれるラストミニッツ(直前割)が減っている
→ウシュアイアに行くより前に申し込むのが吉!!
ということを書いています。
※あくまで個人の意見です
私が支払った値段 598,000円/10日は2018年1月としては超お得でした。
2018年2月現在の感覚として6,000USD代であれば申し込むことを検討された方がよいと思います。
理由については後に記載いたします。
南極旅行とは
どこの国にも属してない、最後の大陸である南極大陸。
その7番目の大陸に上陸できるクルーズ旅行です。
※ツアーよっては往復飛行機・片道のみ飛行機というものもあります
南極旅行のベストシーズン
クルーズが運行されているのは主に11月〜3月ですが、ペンギンの雛が見れるのは1-2月です。そうでなければ生まれてない(11-12月)か、巣立っています(3月)。
なので、ペンギン目的のなんちゃってリケジョ的には1〜2月がベストシーズンです。
ヒゲペンギンの親子。※場所によって産卵の時期が異なるのでひなのサイズも違います。
またこの時期は天候が比較的安定していて暖かいとも言われています。
料金
3,900USD〜(飛行機利用6日間の値段、往復船だと5,000USD〜)
高いですよねー
バックパッカーには本当に高い。
1日6万円だとすれば、水商売より高いw (行ったことも働いたこともないけど)
ラストミニッツディールとは
バックパッカーの味方である直前割引のことです。
海外旅行する上では Last minute は覚えておくといい単語♪
南極旅行のラストミニッツゲット方法
3〜4年前まではウシュアイアに現地入りして待つのが主流だったようですが、最近の旅行市場の変化により、ラストミニッツについても変わってきているようです。
①ウシュアイアで待つ
ウシュアイア(アルゼンチン最南端の都市)で待つのがバックパッカーには主流です。
ウシュアイアに行けば、こんな風にラストミニッツ情報が簡単に手に入ります。
南極旅行、バックパッカーはラストミニッツ (直前割)をウシュアイアで狙って待つそう。
通常価格は80万円〜ですが、数年前は安ければ40万円程で行けたそうですが、中国人観光客の増加で今は60万円切ることはなかなか無いそう。#南極旅行 #旅メモ #ラストミニッツ pic.twitter.com/ih0Ia1l6nq
— なんちゃってベジリケジョ@アルゼンチン (@rikejo_84) 2018年1月27日
②事前にクルーズ会社・代理店に問い合わせて申し込む
ラストミニッツと言えど、本当に1週間〜1日前の超直前と、1週間〜2ヶ月前のそこそこ直前とがあります。
ネットで見ると1年以上先のものも「ラストミニッツ」として販売されていますので、チェックしてめぼしいものがあれば連絡してみてください。
6,000USD代だと申し込んだ方がよい理由
①②ともにそこまで値段が下がることはあまりないので、日程が合う かつ 6,000USD代(3人部屋)だと申し込んでしまうのが◎です。
先日、エルカラファテの安宿でFREESTYLE ADVENTUREという会社で申し込んだというイスラエル人の男この子に出会いました。彼は「ウシュアイアで25日待って6,000ドル超のツアーで行った」と言っていました。
もちろん料金もものすごく大事で、もっと安いものがあればそれにこしたことはないのですが、あるかどうか分からない安いラストミニッツを求めてウシュアイアまで行って、待つというのはその後の日程を決められなくてストレスではないでしょうか。
なので、リケジョ的には
●代理店にウシュアイアに行くより前に問い合わせておく
●70万円以下(6,000ドル代)であれば申し込む
がよいと思っています。
リケジョのラストミニッツを探した方法
2018年1月というペンギンのベストシーズンにお得な料金で申し込んだ経緯についてです。
ラストミニッツディールを探した方法
1.Google 検索 in English (2017年9月〜検索開始)
とりあえず「Last minite deal Antarctica」で検索して、出てきた会社に片っ端から連絡しました。
2. FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア (2017年9月〜検索開始)
英語で「Antarctica」で調べてフォローをして何か更新があれば自分のタイムラインに現れるようにしておきました。
3. 日本語で検索 (2017年10月〜)
なんとなく日本語で「ラストミニッツ」「南極」で検索してみました。
そしたらクルーズライフがヒット。
その他の問い合わせた会社
英語では下記3社に問い合わせました。
Antarctica Guide
Antarctica Travel
→この会社は不定期で新しく出たラストミニッツディールについてのメールをくれるので、連絡してみることをお勧めします。
日本の会社で問い合わせたのは、上記のクルーズライフのみです。
申し込んだ会社とその詳細について
順に説明したいと思います。
申し込んだ会社
クルーズライフ
Quark Expeditionsというカナダの極地クルーズ会社の日本の正規代理店です。
「ラストミニッツ」「南極」と日本語で検索して1/17〜26というベストシーズンで見つかり、2週間ほど悩んだ末に申し込みました。
→ラストミニッツを探す場合、クルーズライフのツアーは必ず調べて見ましょう
料金
上記のとおり、598,000円です。
銀行振込の他、クレジットカードでの支払いもOKでした。
申し込む勇気を得た理由
が’、それまでに問い合わせていた代理店のうちの1つに
「5,000ドルくらいの1/17〜26のツアー見つけたよ」と連絡してみたら
「どこの会社!?」
「その値段は1月ではまずないよ」
「中国のチャーター船じゃないか?」
とすごい勢いで食いついてきたので、日本のチャーター船(読売旅行)であることを確認した上で申し込みを決意しました。
2017年11月の申し込み時は3人部屋は「女性のみ」とのことだったのですが、実際参加して見たら3人の男性がラストミニッツで滑り込んでいた(2017年12月以降の申し込み)ので、もし自分と違う性別の募集があっても問い合わせておくのもいいかもしれません。
注意点
下記、南極旅行を検討する前に知っておいた方がいい情報についてです。
どこに行きたいか、何をしたいかを事前にイメージしておく
南極旅行と言っても様々な種類があります。
南極点に行くもの、南極圏に到達するもの、南極大陸に上陸するものや南極海をただクルーズするものとか。
リケジョが参加したのは南極大陸に上陸するけど、南極圏には到達しないものでした。
またツアーによって南極観光の期間は大きく異なります。南極の天候は運次第なので、観光の時間がしっかり取られているものがよいと思います(1〜2日だと不十分だと思います)
自分が南極で何をしたいのかをしっかり考えて決めてください。
リケジョ的には
「南極海に飛び込める (polar blanch)」
「南極大陸に上陸できる」
ことを条件に探しました。
(というか、南極圏・点は高すぎて無理だった)
南極大陸で南極の旗を持って記念写真
南極旅行に行く際、提出しなければいけない書類が多い
私もびっくりしたのですが、非常に提出書類が多いです。(書類はクルーズライフが全部まとめてくれました)
私の場合は
●南極環境保護法届出書
●申込書
●肖像権使用同意書(カメラマン乗船のため)
●医療情報アンケート
などなど、合計8種類の書類提出が必要でした。
なので、ウシュアイアでラストミニッツで申し込む場合1日代理店でペーパーワークをする、事前に申し込むにしても旅先だとPDFへの記入が多くてコピー機・スキャナがない場合は煩雑になる、ということを覚悟してください。(日本からクルーズライフへ申し込む場合は郵送で必要書類が送られてくるので、それに記入して変装すればOKです)
私はグアテマラにいた時に電波が弱すぎて、必要書類のダウンロードどころかメールも見れないことも多々あり、めっちゃ困りました。クルーズライフの担当者の方にご迷惑かけつつ、相棒のあやちゃんにも解答したファイルをメールで送ってもらったりとめっちゃ助けてもらいました(^^;
乗りたい船がチャーター船かどうかを事前に問い合わせて知っておく
私は日本のチャーター船に乗船しました。言葉の壁がないので気楽で和食がちょこちょこ出てくるので非常に嬉しかったです。(酒やサントリーのウィスキーもありました)日本人ばかりなため、逆に面倒くさい人もいましたw
もし日本人ばかり、中国人ばっかりの中に入るというのがストレスになりそうであれば、チャーター船は避けた方がよいかと思います。
捜索費用が3000万円以上出る旅行保険への加入が必要
世界一周中、海外旅行保険に入られている方は多いかと思いますが、南極旅行に行く場合はもしもの時のため、3,000万円以上の捜索費用が保証される保険に入る必要があります。
通常の旅行保険だとそこまで出ないので、保険代がかさむ可能性があります。もうすでに日本出ちゃってるよ!って人はWorld nomadsという保険会社であれば出国後でも加入が可能ですので、一度見てみてください。。
以上、2018年1月に南極旅行に行ったなんちゃってリケジョのラストミニッツディール情報についてでした。
●ラストミニッツは事前にネットで情報を得ておくべし!!
●日本の南極クルーズ代理店のクルーズライフのチェックはしてみるべし!
●ベストシーズンは1〜2月(ペンギンの子育てシーズン)
●ツアー内容によるけど、6000ドル以下であれば買い
今後南極旅行を検討する方の役に立ちますように。
何よりGOOD LUCK、南極旅行に行けますように!!